1282B カラーって、そんな簡単なもんじゃないと思うんだー。笑

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2018年12月05日

 


 

  馬鹿正直な美容師が

 

 1人はおってもよかろうもん。

 

 

 

 千葉は新検見川で美容室を営む九州男児です。

 

(都合の悪いことまで)何でも「ぶっちゃけ」ていきます。

 

 正しい情報を知り、

 

 より良いヘアスタイルを手に入れましょう。

 

 

 

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 にも当店の詳細・重要事項など掲載しております。

 


 

 

 

 

 

 特殊なカラーとかが難しいのは当然として

 

あくまで一般的なよくある単色カラーやリタッチ、

 

のことを言っておりますyamaBです。

 

 

 

 

 

 

 さて常連様のカット?カラーです。

 

最近ずっと伸ばしてますが

 

普段扱っていて「とくに不便なし」であれば

 

無理に切る必要はないですね。笑

 

ありがとうございます◎

 

 

 

 

 ビフォ〜 

 

2018-12-05 13.58.30

 

 

2018-12-05 13.58.36

 

 短いボブから伸びてきて首が隠れたのは久しぶりですね。

 

「暖かい」そうです(B)

 

首元が出るのと出ないのとでは全然違いますもんね。笑

 

 

 

 毛先中心に癖の動きが出るのは

 

長くても短くても一緒なんで

 

今回も前髪カットにしておきましょう。

 

 

 

 今回は「カラーの染め方」に関して

 

改めて書いておきましょうか。

 

リタッチなんですけど「染め分け」ですね。

 

 

2018-12-05 14.01.47

 

 こちらテッペンの分け目付近

 

2ヶ月分の根元が伸びてますね。

 

1番白髪の比率が多い部分で9割超えです。

 

 

 

2018-12-05 14.02.03

 

 こちらは後頭部、内側めくった部分。

 

全然、違いますね。

 

このあたりはほぼ黒で、白髪の含有率は1割程度。

 

 

 

 個人差はありますが、

 

このように白髪の含有率は部位によって違います

 

全て一緒、という方が珍しいでしょう。

 

 

 

 多少の差なら馴染んで分からないんですが

 

今回のように9割と1割の差とかは別です。

 

こういう時にカラーの「塗り分け」が必要になります。

 

 

 

 いくら白髪染めとはいえ

 

実際に黒い髪と白い髪、

 

一緒に染めても「全く同じ色と明るさ」にはなりません。

 

 

 

 色の差が100か0かなので

 

その差を縮めて「馴染ませる」程度のものです。

 

縮めはしますが「同じ」ではないのです。

 

 

 

 白髪の方が「明るい」染まり上がりになります。

 

ということは、白髪の比率が多い部位ほど

 

同じカラーで染めていても仕上がりは「明るい」です。

 

 

 

 今回のケースで1色のカラーで染めると

 

表面だけ妙に明るくて、内側〜毛先だけが暗い

 

という2色な頭になってしまいます。

 

 

 

 白髪の比率と「差」にもよりますが

 

今回のケースなら2トーンほど明るさを変えます。

 

上を暗く、下を明るいカラー剤で「塗り分け」です。

 

 

 

 アフタ〜

 

2018-12-05 16.00.18 

 

 

2018-12-05 16.00.31

 

 手ぐしで伸ばしただけです。

 

癖のおかげで柔らかい質感に仕上がりますね。

 

もちろんブラシならもっと伸びるでしょう。

 

 

 

 毛先はカラーしていませんが

 

一見、上下ともに同じ程度の色・明るさになりました。

 

でも2トーン、違うカラー剤ですからね。

 

 

 

 根元と毛先を分ける、だけが塗り分けではありません。

 

根元のリタッチカラーだけでも

 

状況によっては塗り分けなければ綺麗には染まりません。

 

 

 

 頭全体の比率のチェック

 

それによる明るさの差

 

そこに何トーンのカラー剤を使用するか・・などなど

 

 

 

 こういう「判断」と、その為の「診れる目」

 

実際にそれを実行に移せる「技術と薬剤」を有すること。

 

美容師の存在理由の1つと言えます。

 

 

 

 セルフカラーで

 

カラー剤を2種類以上用意したり、塗り分けたりと、

 

さすがにここまでやってる方とはお会いしたことない。笑

 

 

 

 そもそも

 

単色であったとしても、

 

セルフではリタッチすら至難です。

 

 

 

 とくに塗り分けは2色以上あるワケで、

 

大変な色になってしまうリスクも高くなりますので

 

実際にオススメしません。

 

 

 

 リタッチなんてアシスタントでも出来る簡単な施術?

 

いいえ大事なのは「判断と選択」です、

 

それが出来るならもうスタイリストでしょ。

 

 

 

 指示された通りに「塗るだけ」なら

 

練習しているアシスタントでも可能でしょう、が

 

「1から決める」コレが出来ないからアシスタントです。

 

 

 

 

 自分でやっていただいても構いませんが

 

当然に自己責任でお願い致します。

 

決して他人や美容師のせいにしませんように。笑

 

 

 

 もっと言うとセルフで変な色になってしまって

 

ソレを美容師が「もし直せなくても」

 

美容師のせいではありませんので悪しからず。

 

 

 

 1度染めた部位はダメージ的にも元には戻らず

 

色素の重複で黒く沈んだ部位も綺麗には落ちず

 

ムラになった部位も完全に直すことは不可能です。

 

 

 

 もし運良く、染め直しで馴染み誤魔化せたとしても

 

その更にカラーを重ねたことによるダメージの増加からは

 

絶対に逃げられない(最悪ブリーチだし。)

 

 

 

 カラーはそもそも「わぁ、簡単ステキー」みたいな

 

誇張気味に垂れ流されているテレビCMのように

 

「簡単な施術」ではない。

 

 

 

 綺麗に染まった時は良いでしょうが

 

失敗してもメーカーは責任取ってくれませんよ(B)

 

お気をつけください、カラーリング舐めるな危険です。笑

 

 

 

 


 

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