実際にカットしているのは４面。

 

そりゃ「早い」わけです（クオリティは別として。）

 

 

 

　オカッパで中スカスカ、

 

とか、ほぼ１面で終わりですね。笑

 

 

 

 

　ただの四角なんで、まだポリゴンですらありません。

 

「２D」って感じですね。

 

まだファミコンか初期のスーファミなわけです。

 

　

　でも人の頭もヘアスタイルも「丸い」んです（B）

 

スタイルとして必要な角は残しつつ

 

不必要な角は無ければないほど、馴染みが良いのです。

 

 

 

 

「ショートスタイルをボックスカット」で

 

最低４面でカットするのと比較すると、

 

例えば私のカットだと、ざっくり４０面ほどです。

 

 

 

　スタイルによるし

 

途中で数えるの面倒くさくなったので大体ですが（B）

 

でも４面ってことはありえません。

 

 

 

　さらにザックリ「部位ごと」でカウントすれば

 

もっと少なくなりますし

 

細かい点まで入れれば逆にもっと増えます。

 

 

 

　引き出す角度が正確でないと失敗するので

 

面が増えるほど難易度は高くなります。

 

単純に手数が増えるので、時間も少し長くなります。

 

 

 

　でも、そこ頑張れば、クオリティが高く、収まりも良く、

 

長持ちする素敵ヘアスタイルが作れるわけです。

 

なら、やるじゃん（B）と。

 

 

 

　１・カット１０分、スタイリング２０〜３０分

 

　２・カット２０〜３０分、スタイリング１０分

 

どちらも同じ時間で終わります。

 

 

 

　残念ながら、下手すると

 

１の方が「その場」の見た目、仕上がりは良いです。

 

手段を選ばなければ、スタイリングで何でも出来ますから。

 

 

 

　で、美容師が３０分かけるようなスタイリング

 

自宅で出来るんかって話です（B）

 

しかもカットは１０分のクオリティで（ピンキリだけど）

 

 

 

　なら２の、しっかりカットしておいて、

 

出来るだけ簡単なスタイリングで、きまるヘアの方が

 

日常生活を送る上では良いんじゃないかと思ってます。

 

 

 

　これも「機能美」ですからね。

 

実用性があり、利便性が高い美しさ。

 

洗ったら終了なただの「美」じゃ、勿体ない。

 

 

 

　まぁ技術とか、「形」のないものの価値って

 

伝わりにくいですけどね。

 

だから１みたいなチェーン店ばっか増えるわけで。

 

 

　

　美容師も、みんながみんなアホじゃないし

 

ちゃんとやってる、頑張ってる人たちも

 

全国に沢山いるってのだけは、忘れないでほしいですね。