193B「美髪」の初心に還ってみる。

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2015年12月20日

 接客中にお腹が空き喉が渇きトイレに行きたい

 

という三重苦に襲われると・・・

 

そこは必殺「無我の境地」yamaBです。

 

 

 

 

 

「いや・・・いけるっ!」(最悪お客様に許可もらう。笑)

 

と事業計画中にも思ったので、

 

almaにはバックルームも作りませんでしたしね。

 

結局ただの慣れです、慣れ(B)

 

でも人によっては「膀胱」が「炎」しちゃうから、

 

良い子はマネしちゃ、ダメなんだからぁあああ!

 

 

 

 

 

169B 担当美容師が最初から最後まで責任もって施術するという事。

 

 

でバッサリとカットさせていただいた常連様より

 

お嬢様をご紹介いただきました^^

 

髪を切るよう「説得して」きたそうな。笑

 

ありがたいですね〜◎

 

長く伸ばしたい、お年頃ですねm(_ _)m

 

近年は男の子も切りたくない子が増えましたね。

 

まぁ、好みですからね。

 

「校則」さえ守っていただければ私は構いません(B)笑

 

 

 

 

  ビフォ〜

 

 

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 ちなみに右端・・・お母様。笑

 

跡ついちゃってますが、

 

地毛の、素材の綺麗さは既にばれているかと思います。

 

もう、今回はいっしゃいましょ!笑

 

 

 アフタ〜

 

 

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 髪タレ?^^;笑

 

(髪の毛のタレントさん)

 

カットとハンドドライだけ〜

 

(あ、足が。笑)

 

 

 

 

 シャンプーしてしっかり流して

 

絡んだら、そこにはトリートメントとか少しつけて

 

指が通るなら、もうそれでいいですからね◎

 

まだスタイリングとかは、そんなしないと思うんで

 

それくらいで十分ですね^^

 

ありがとうございます◎

 

 

 

 写真見て、オイルでベタツヤしているわけじゃない

 

髪の毛本来の美しさが、見て取れるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 癖の、あるなしに関わらず

 

このような質感の髪を見た時に

 

改めて「本当に美しい髪とは、どういう状態か」

 

を考えさせられます。

 

 

 

 

 雑誌やテレビ、ネット上にあげられている

 

縮毛矯正などなどのヘアスタイルの多くが

 

ツヤツヤでピカピカなんだけど

 

やっぱり、違うんだよなぁ、と思う。

 

あんなもんはアイロンと油で誰でも作れる。

 

人工的に作られたナイロン製のヅラみたい。

 

結局、どんなにピカピカな写真を撮ろうが

 

美容師に出来る事は「髪の破壊」だけ・・・

 

ダメージ = デザイン

 

 

 

 こういう、子供の髪、

 

まさに「天然物」の「美しさ」が

 

ハッキリと現れているな、と思う。

 

子供のしなやかで健康的な髪をみて

 

ほとんどの女性が「羨ましい」と思うでしょう。

 

 

 

 

 これが「答え」なんですね。

 

 

  

 我々美容師が使用する練習用のウィッグ(マネキン)も

 

実際に女性が使用するウィッグ(カツラ)も

 

結局、良質なのは本当の「人毛」で作られたもの。

 

つまり「天然物」

 

 

 

 

 実は「人工毛」というものもありますが、

 

肌に合わなければ炎症し使用はできず

 

パーマやカラーもできないでしょう。

 

また天然の髪の毛特有の光に透けるような繊細な色相もありません。

 

当然伸びても来ない。

 

あくまでも、髪の毛に似せた何か、でしかありません。

 

 

 

 

 髪に限った話ではありませんが、

 

現代科学では、1から髪そのものを作り出す事は不可能。

 

IPS細胞を応用し、例えば初期化した「毛根」を作る事が出来れば、

 

天然と同じ髪を生やす事は可能かも知れません。

 

 

 

 

 でもそれだって「養殖」みたいなもんですよね。

 

毛根に髪を作ってもらっているだけです。

 

「髪という固形物そのもの」を作り出したわけじゃありません。

 

髪のメカニズムはまだ全て解明できていないそうですからね。

 

解明できても、それを作り出せる、でしょうかね・・。

 

天然物には、勝てないんです・・・。

 

これらの事からも

 

トリートメントやヘアケア商品で

 

「髪を治す事ができない」という事がお分かりいただけます。

 

 

 

 ヘアケア商品に「天然」とか「オーガニック」とか

 

売り文句をつけると、売れるそうです・・・。

 

みんな「天然」が好き。

 

それで?

 

 

私たちの髪の毛こそが、そのものこそが既に

 

「本当の天然物」であると、忘れていないだろうか?

 

そのままが、もっとも美しく、

 

何をもってしても補うこと敵わぬ完結した存在。

 

それが、「天然」

 

それが、「髪」

 

 

 

 

 そこにパーマやカラーなどのデザイン性をつけ

 

オシャレという付加価値をつけるのが「美容室」であり「ダメージ」です。

 

 

「必要悪」という事です(B)

 

 

私が「出来るだけダメージさせない様にしましょう」

 

というのは、

 

「出来るだけ天然の美しさを残した上で、デザインしましょう」

 

という事なのです。

 

 

 

 

 ・・・こうして書き出してみると

 

トリートメントなどの皮膜で

 

 

365日24時間「髪の毛を油で包み込んでいる」

 

という事が、どれだけ勿体無い事をしていて、

 

いかに異常な状態なのかが、

 

伝わるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 人の頭から全自動で生えてくるのに、

 

人の手では絶対に作り出す事のできない「美」

 

 

不可能だとわかっていても、

 

その「美」に、少しでも、近づきたいと追い焦がれる。

 

美容師である自分には、

 

「髪を傷める事しか出来ない」と分かっているのに、

 

お客様の髪を、少しでもその「美」に近づけたいと願う、

 

ジレンマ、ハリネズミ気分(B)

 

「オシャレはしたい、でも髪も綺麗でいたい・・・」

 

そんな皆様と、一緒なのです。

 

 

 

 

 「髪本来の美しさ」と「デザイン性」

 

 

この二つを上手くバランスをとること。

 

それが最高のヘアスタイルを作る為の、絶対的な条件ですね。

 

だからこれからも、

 

除去作業などのDO-Sシリーズでの

 

「素髪」をベースにした施術を

 

しっかりと心掛けて、参りますm(_ _)m

 

 

 

 

 

 

◎初めてホームページにいらっしゃった方へ◎

 

いきなり新しいブログ記事だけ見ても

 

「何のこっちゃ」となるかも知れません(B)

 

過去記事になかなか大事な事が書いてたりしますので、

 

宜しければ参考になさってください^^

 

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