48B シャンプーの時に顔にかける、「アレ」

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2015年09月02日
 先日、お客様よりいただいたメールの中で
 
営業中の施術そのものに関わる内容がございましたので
 
一部抜粋してご紹介いたします◎
 
 
 
メール本文:
 
 
 シャンプーって顔にガーゼかな?なんかかけてくれるでしょう。
 
あのかけ方のタイミングが絶妙だったんです
 
 
 みんなはどうなんだろう?
 
私は目をつぶるタイミングが気になって、
 
イスが倒れてからかけられるのはイヤだし。
 
意外と小心者なんです…
 
でもyamaBはなんとも自然にいつの間にかそっとかかってて、
 
「え~今のなに?」って
 
今までの美容師さんにない感じでしたね!
 
 
「ん?ちょっとこの人ちがうんじゃない」って思った瞬間でした。
 
 
 人って、どこに感動するか、どこに惹かれるかはそれぞれだけど、
 
些細なところに違いがあるんだと思う。
 
 
 もしこのタイミングを意識してしているなら、相当な研究家。
 
または自然のタイミングなら天性の感覚。
 
 
 
 
 そう
 
「アレ」です。
 
シャンプーの時に顔にかけるガーゼ・・・
 
サイド、フラットシャンプーの良きパートナーであり
 
なくてはならないものです。
 
 
 
 
 
 我々美容師たちの間では、
 
信頼と親しみを込め、こう呼ばれる・・・
 
 
 
 
 
 
「フェイスガーゼ!」
 
 
 
 
 
 
 
・・・と。
 
 
 
 
 
 
「そんまんまやないかっ」
 
 
 
 
 
 
って、ハタチの頃、私は思いました。
 
 
 
 
 
 まぁ〜鋭いお客様もいらっしゃるもんでございます。
 
美容師の皆さま、常々油断なさらぬように!笑
 
 
 
 
 
 美容師、美容室によって
 
営業の中、どこに重きをおくかは違ってきます。
 
almaでは
 
 
「シャンプーひとつまで魂を込める」
 
というコンセプトがあります。
 
シャンプーは、「クロスをつけ、倒すところから
 
最後起こすところまで」すべて
 
計算されていなければならないものです。
 
 
 
 
 
 
 
 シャンプーよりは、やはりカットの方が
 
上手いにこした事はありませんし、
 
そもそもシャンプーが苦手な方や
 
シャンプーを重要視していないお客様からすると
 
どうでも良い事かも知れません。
 
 
 
 
 でも不必要に、シャンプーで不愉快な思いをさせる
 
そんな必要も理由も、ありませんよね?
 
最初から最後まで、気持ちの良いシャンプーであるに
 
越した事はありません。
 
出来る美容師さん達は、重きこそ置かずとも
 
最低限必須なレベルは超えているはずです。
 
 
 
 
 カットを極めたツワモノの中には
 
シャンプーなどはアシスタントに任せ
 
自分はカットに専念する方もいらっしゃるでしょう。
 
 
 
 
 
 しかしこういうカットが特別上手な方々も
 
アシスタントとしてシャンプーをやっていた時は
 
当然上手だったであろうと思います。
 
 
 
 
 
 偉い先生の1人と、独立の話をした事があります。
 
私は(個人店だから)シャンプーにも力を入れたい、
 
と申し上げたところ。
 
「(やる側で)シャンプー好きな人いるんだ!?
 
シンドイやんっ!笑」
 
と言われた事があります。
 
 
 
 
 
 
 先生がどういう気持ちや意味で言ったかは
 
すべては分かりませんが・・・
 
 
 
「シンドイやん」
 
 
 
と言ったのです。
 
そう、シャンプーはシンドイ・・・
 
手を抜かなければ。
 
 
 
 
 美容師の仕事は、体や手が慣れさえすれば
 
シャンプーにしろ何にしろ
 
手を抜き、楽をしようと思えば
 
いくらでも出来てしまう仕事です。
 
私もスーパー楽チンにシャンプーやれば出来ます。
 
もちろん、クオリティーはその分どんどん落ちますけれど。
 
 
 
 
 
 先生は、「シンドイ」ほどの
 
真剣なシャンプーをしてきたのです。
 
 
 
 
 
 シャンプーは、ただソレだけでさえも
 
お客様から指名をいただけるほど
 
サロンでは重要な分野です。
 
大先生達の中にて、少なくともイラっとするほど手抜きで、
 
ビックリするほど下手、なんて人は、まずいないでしょう。
 
 
 
 
 
 「ただ顔にガーゼかけるだけ」
 
誰にでも出来る、簡単なことですが
 
だからこそ、こんな簡単な事で手を抜くようなら
 
他の技術も高が知れているというものです・・・。
 
 
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