髪の傷みは治せない。

はてなブックマーク
2015年07月14日

 

 

 

 

 髪は「天然素材」であり

 

 最初から「完成品」である。

 

 

 

 

 最初から夢のない話を書きますが

 

全て現実の話です。

 

現実を受け入れなけれは、人は正しく先に進めません。

 

 

 

 髪は角質化した古い細胞でできています。

 

血や神経は通わず、栄養の消化や吸収、結合もしません

 

細胞分裂して増えたり再生する機能はないんです。

 

 

 

 「生き物」ではなく

 

生き物(哺乳類)に生えている、

 

あくまでも「毛」です、生命活動はしていません。

 

 

 

 「毛根」が髪を作り、

 

外へと押し出し続けているだけ。

 

だから切ったり染めたり出来るんですよね。

 

 

 

 伸びたら切る、いずれ抜ける、また生える。

 

爪や皮と同じ、随時入れ替わっていくモノ。

 

それが髪のターンオーバーです。

 

 

 

 それ以外に、

 

髪が新しく、綺麗になる事はありません。

 

1度傷んだら、抜けるか切るまでそのままです。

 

 

 

 頭皮から生え出て来たばかりの

 

何もされていない、何も付いていない状態こそが

 

最も完全な100%の髪です。

 

 

 

 あとは徐々に傷んでいくしかありません。

 

「形あるもの皆壊れる」

 

絶対に、傷み続けていきます。

 

 

 

 何をしても、いや、何かしたらしただけ、

 

どんな成分であろうとも付けたら付けただけ、

 

髪にとっては異常であり、異物でしかないです

 

 

 

 

 また髪はとても複雑な構造をした「天然素材」

 

人に、髪を1から作り出す事は出来ていません。

 

作れないのに、治せる理屈がありません。

 

塗っただけで、髪と本当に同化する成分などは

 

まだ無いんです。

 

 

 

 「どんな髪が生えるか」も

 

遺伝子レベルの話で、人が生まれる前に決まることです。

 

生えた時には「完成品」で「ソレ以上」はありません。

 

人には「髪質ごと改善させる」なんて事も出来ません。

 

 

 

 髪質を良くしたり、傷みを治したり

 

現代の科学ではまだまだ不可能です。

 

逆効果でしかありません。。

 

 

 

 でも、どうせなら、綺麗な髪がいい。

 

でも、何かしたら、もっと傷む。

 

だから「余計な事をしない」ことが大切になります。

 

 

 

 つまらない誇大広告に踊らされてはいけません。

 

お金も髪も無駄遣いです。

 

 

 

 抜けるか切るまで余計な事はせず、

 

出来るだけ傷みが少ない状態を維持しながら

 

必要最小限のダメージでデザインする。

 

 

 

 これが最も美しい状態でヘアスタイルを楽しむ為の

 

唯一無二の方法です。

 

 

 

一覧 TOP