1321B セニングで「シルエット」は作りませんよ?

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2019年01月13日

 


 

  馬鹿正直な美容師が

 

 1人はおってもよかろうもん。

 

 

 

 千葉は新検見川で美容室を営む九州男児です。

 

(都合の悪いことまで)何でも「ぶっちゃけ」ていきます。

 

 正しい情報を知り、

 

 より良いヘアスタイルを手に入れましょう。

 

 

 

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 さーて

 

せっかくのせっかくなので

 

またセニングについて書きまーすyamaBです。

 

 

 

 笑

 

1319B セニングしない美容師の方がカットは上手?

 

1320B セニングって「呼んでる」だけですよ?

 

 

 

 昨日、一昨日の記事で、なんとなくでも

 

「セニングもカット(の1部)なんやで」

 

ってことはご理解いただけたでしょうか。

 

 

 

 好き嫌いとか、やる、やらないと論じるまでもなく

 

髪質とヘアスタイルの組み合わせによって変わるだけ

 

セニングカットは必須なんですね。

 

 

 

 難しいでしょうか

 

ここが正しく理解できるだけでも

 

皆さん良い美容師になれますよ。笑

 

 

 

 で、ここでもう1点。笑

 

 

 

「それでも、私は重めなスタイルが好きなんです」

 

「だから、セニングはしたくないんです」

 

というご意見もあるでしょう。

 

 

 

 昨日も「切りっぱなしボブ」について書きましたが

 

「重め」なスタイルでも、一緒です。

 

セニングしてないわけじゃありません(B)

 

 

 

 ここも結構、

 

ゴッチャにされてしまいがちなんですが

 

セニングと「段」の入れ方はまた別です。

 

 

 

 段の入り方によって、各長さが変わってくるので

 

それに合わせてセニングの入れ方も変わる、ですね。

 

むしろ「段」の方が「先」なんです。

 

 

 

 ヘアスタイルのシルエットの「重さ・軽さ」は

 

「毛量」の「多い・少ない」ではありません。

 

どんだけ「段」が入っているか、です。笑

 

 

 

 「レイヤー」とか「グラデーション」って

 

美容師が言うてますよね。

 

あれが「段」です。

 

 

 

 これもカットとセニングの話と同じで

 

美容師が分かりやすいように

 

カットする際の「角度」で呼び方を変えてるだけ。

 

 

 

 真ん中が「セイムレイヤー」ですね。

 

まぁつまり全て「段差」のことです。

 

お客様は覚えなくていい(B)笑

 

 

 

 この「段差」、毛の重なり合いのズレ幅のことで

 

ズレ幅「0」の、全毛先が同一水平線上に揃っている状態を

 

「ワン・レングス(1つの・長さ)」と言いますね。

 

 

 

 段差「0」なので、

 

このワンレングスが、最も「重い」スタイル

 

ということになります。

 

 

 

 あとは単純に言えばですが

 

レングスがワンじゃなくなるほど、幅が広がるほど

 

「軽い」スタイルになっていきます。笑

 

 

 

 

 そんだけです(B)

 

 

 

 

 で、このワンレングスであっても

 

切って、毛先が異常に分厚くなっていれば

 

見た目にも悪く、指通りも悪いです。

 

 

 

 とても扱いにくい頭になってしまいますので

 

ここで、セニングの出番ってことになります。

 

毛が足りなければ、当然セニングはしませんよ。

 

 

 

 

 重いスタイル、シルエットが好きな場合

 

当然、段差の少ない、

 

ワンレングスに近いスタイルになりますね。

 

 

 

 そうすると、

 

必然的に表面(上の毛)が長くなります。

 

そう、「長い」んです。

 

 

 

 「長い」ってことは、

 

その長さを「維持」するため、それだけ「量」が必要です。

 

「結果として」セニングも少なくなります

 

 

 

 重くしたいからセニングしたくない、じゃない。笑

 

重くしたから = 長いから = あまりセニングできない

 

なんですね。

 

 

 

 ここで、段幅が広い(軽い)スタイルを選んでおいて

 

「セニングしたくない」とか言うから

 

また変なことになるんですよ。笑

 

 

 

 逆に段差のない(重い)スタイルを選んでおいて

 

量を減らしたい、軽くしたい、すいて!

 

とおっしゃる方もいる。笑

 

 

 

 ね、ゴッチャゴチャでしょ(B)

 

もはやカオスです。

 

どうしてもって言うなら、やりますけど(ノンクレームで)

 

 

 

 ただお客様が、この辺の事情を知らないのは

 

無理もない話なので(知ってた方がいいけど)

 

やはり美容師がちゃんと説明しないといけません。

 

 

 

 だから問題なのは、この段とかセニングの件を

 

理解できていない美容師が凄く多いってこと。

 

だから悲惨なカットされるお客様が後を断ちません。

 

 

 

 今書いた、軽い(短い)スタイルなのに

 

全然セニングされてなくて

 

もうモリモリなブロッコリーみたくなってたり・・

 

 

 

 ワンレングスに近い、重い(長い)スタイルなのに

 

中とか毛先とかスッカスカにセニングされて

 

イカのゲソとかクラゲの触手みたくなってたり・・・

 

 

 

 こんなことされたら

 

確かにトラウマになると思うんですよ。

 

そりゃ段もセニングも嫌いになりますね・・

 

 

 

 でも、それでも、現代のヘアスタイルを作るには

 

段とセニングは必須です。

 

スタイルによって変化していくだけ。

 

 

 

 それを適切に変化させるのが美容師の仕事。

 

段やセニングを嫌いなお客様がいるのは、

 

やっぱり、それが出来ない美容師のせい

 

 

 

 段とセニングを嫌っていると

 

せっかく「まともな美容師」と出会っても

 

気づかずに通り過ぎてしまいますよ?

 

 

 

 段とセニングしないヘアスタイルが

 

そもそもありませんから

 

一生、まともなヘアスタイルになれないってことですよ?

 

 

 

 段とセニングは悪くありません、味方です。

 

「思い込みや誤解」を、まず捨てましょう。

 

そして、良い美容師と出会ってください。

 

 

 

 

 

 まぁ、その出会うまでが

 

大変なんだけど(B)

 

ホームページやブログは要チェックですよー。笑

 

 

 

 

 


 

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