この記事はちょっとした復習とご注意でございます。
お客様と美容師の「認識」に「ズレ」が生じた時
「事故」や「失敗」がおきると言っても過言ではありません。
皆様に「誤解」を与えない様、
しっかりと勉強し、正しい情報のみをお伝え出来るよう励みます。
お客様との会話中
「引く施術」「除去作業」についての説明や
「カラー剤」や「パーマ剤」の種類や違い
またそれらの「施術工程」の説明などを口頭で致します。
その際、例えば
「従来のこうしたやり方よりも、今後はこちらの方が良いです。」
「あの薬剤は髪に悪いので、こちらの髪に良い薬剤にしましょう。」
などのように、分かりやすく解説する為、あえて
「良い」「悪い」
という「言い回し」をすることがございます。
ブログ内でも、そのように記載することもあるでしょう。
ここで、ご注意です。
改めて申し上げます・・・
髪は、根元から新しい髪が伸びて入れ替わる
= ターンオーバーするという事以外では、
「生命活動」など一切する事のない「死滅細胞」です。
血も神経も通わず、消化、吸収、細胞分裂
・・・何もしません。
つまり「再生」しません。
1度生えてから、切るか抜けるまでは
何をしたって傷み続けます。
そして
その傷みを治す事は現代科学では絶対に不可能です。
つまり
髪に「良い」物事なんて、ないっ!(B)
全部「悪い」です。笑
まず、この大前提を「認識」していただく必要がございます。
almaで私が言う「良い」「悪い」とは
「良い」
もちろん髪にダメージはあるけれども、
美しい髪とヘアスタイルで
デザイン・オシャレを楽しむ為に、
現在可能な範囲内で
最大限ダメージの少ない薬剤・施術方法。
「悪い」
そのデザインを作るにあたり
「余計」な事ばかりしていて、
髪にとってもお客様にとっても
「必要以上」に負担がかかっており、
実は「損」している困った薬剤・施術方法。
・・・という意味です(長っ)^^
私が「良い」と連呼していたとしても、
それは髪にとって「良い」でも、髪が「治る」でもないのです。
「比較的、良いこと」「比較的、悪くないこと」です。
ダメージヘアなら、
「現状」よりは今後「良く」していくことが出来る。
綺麗な髪なら、
「現状」を出来るだけ「維持」していくことが出来る。
という事なのです。
髪の寿命は個人差あれど、1本につき3〜7年くらいでしょうか。
どうせなら
「健康寿命」が長い方が「良い」という事に、
なってくるのではないでしょうか。
まずはお互いにこの「事実」を「認識」し「共有」することで、
「誤解」をなくし「事故」の少ない、
安心安全で楽しいalmaでの時間をお過ごしいただきたいと思います。
私は、最大限の「良い」をご提供できるよう、
常に精進して参ります。
皆々様、今後ともどうか宜しくお願い申し上げます^^