143B 髪に良い物事

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2015年11月13日

 この記事はちょっとした復習とご注意でございます。

 

 

 

 

 お客様と美容師の「認識」に「ズレ」が生じた時

 

「事故」や「失敗」がおきると言っても過言ではありません。

 

皆様に「誤解」を与えない様、

 

しっかりと勉強し、正しい情報のみをお伝え出来るよう励みます。

 

 

 

 

 お客様との会話中

 

「引く施術」「除去作業」についての説明や

 

「カラー剤」や「パーマ剤」の種類や違い

 

またそれらの「施術工程」の説明などを口頭で致します。

 

 

 

 

 その際、例えば

 

「従来のこうしたやり方よりも、今後はこちらの方が良いです。」

 

「あの薬剤は髪に悪いので、こちらの髪に良い薬剤にしましょう。」

 

などのように、分かりやすく解説する為、あえて

 

「良い」「悪い」

 

という「言い回し」をすることがございます。

 

ブログ内でも、そのように記載することもあるでしょう。

 

 

 

 

 ここで、ご注意です。

 

改めて申し上げます・・・

 

 

 

 

 髪は、根元から新しい髪が伸びて入れ替わる

 

= ターンオーバーするという事以外では、

 

「生命活動」など一切する事のない「死滅細胞」です。

 

血も神経も通わず、消化、吸収、細胞分裂

 

・・・何もしません。

 

つまり「再生」しません。

 

1度生えてから、切るか抜けるまでは

 

何をしたって傷み続けます。

 

そして

 

その傷みを治す事は現代科学では絶対に不可能です。

 

 

 

 

 

 つまり

 

 

 

 

 

髪に「良い」物事なんて、ないっ!(B)

 

全部「悪い」です。笑

 

 

 

 

 

 まず、この大前提を「認識」していただく必要がございます。

 

almaで私が言う「良い」「悪い」とは

 

 

 

 

「良い」

 

 もちろん髪にダメージはあるけれども、

 

美しい髪とヘアスタイルで

 

デザイン・オシャレを楽しむ為に、

 

現在可能な範囲内で

 

最大限ダメージの少ない薬剤・施術方法。

 

 

 

 

 

「悪い」

 

 そのデザインを作るにあたり

 

「余計」な事ばかりしていて、

 

髪にとってもお客様にとっても

 

「必要以上」に負担がかかっており、

 

実は「損」している困った薬剤・施術方法。

 

 

 

 

 ・・・という意味です(長っ)^^

 

私が「良い」と連呼していたとしても、

 

それは髪にとって「良い」でも、髪が「治る」でもないのです。

 

「比較的、良いこと」「比較的、悪くないこと」です。

 

 

ダメージヘアなら、

 

「現状」よりは今後「良く」していくことが出来る。

 

 

綺麗な髪なら、

 

「現状」を出来るだけ「維持」していくことが出来る。

 

 

という事なのです。

 

 

 

 髪の寿命は個人差あれど、1本につき3〜7年くらいでしょうか。

 

どうせなら

 

「健康寿命」が長い方が「良い」という事に、

 

なってくるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 まずはお互いにこの「事実」を「認識」し「共有」することで、

 

「誤解」をなくし「事故」の少ない、

 

安心安全で楽しいalmaでの時間をお過ごしいただきたいと思います。

 

私は、最大限の「良い」をご提供できるよう、

 

常に精進して参ります。

 

皆々様、今後ともどうか宜しくお願い申し上げます^^

 

 

 

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