昨日ショートのセニングに触れたので

 

今日は長い場合のセニングについて

 

少しばかり書いておこうと思います。

 

 

 

　過去にも何度か書いてるんですけどねー

 

（お約束）

 

ネタ切れ半端ないyamaBです。

 

 

 

　昨日と逆です。終わり。笑

 

長いですからね、

 

根本の方まで刈りに行くことは稀です。

 

 

 

 

 

 

　どんなに伸ばしたって

 

その人の持つ髪の毛の量は

 

根本の本数だけで最大で限界です（ヘアピースは別）

 

 

 

　そして髪は順番で抜けてまた生え変わりますから

 

長くすれば長くするほど、個人差あるけど

 

いずれ毛量が足りなくなって毛先がスカスカになります。

 

 

 

　放っておいてもこうなっちゃうんですね。

 

長いほど量が必要と言うことです。

 

伸ばして重くなるのは当然なんですね。

 

 

 

　質量増えるし、

 

その増えた分をセニングできないから。

 

根本の絶対量と、長さの「バランス」です。

 

 

 

　量に対して

 

長さが短く毛先が太ければセニング多め

 

逆は少なめ、場合によっては無し、となります。

 

 

 

 

 

 

　分かりやすく言うと、メンズのショートだって

 

ハゲてたらセニングできないわけです。

 

だって毛が足りないから（こら）

 

 

 

   後ろや内側は比較的に多め、

 

でもオカッパ中スカスカとか

 

クラゲやイカゲソみたいにするのも違うし、

 

 

 

　後ろが多めにセニングしたとしても

 

横、表面、前髪と、前上ほど

 

セニングを少なくする、とか色々です。

 

 

 

   スタイルにもよるし、

 

個人差もあるし、一概にセニングするしない

 

って単純な話じゃないってことです。

 

 

 

 

 

 

　セニングしなくていいんだ

 

とか断定しちゃう美容師は無知か嘘つきなので

 

お気をつけた方がいいです。

 

 

 

　逆もね、とにかくセニングして

 

毛先をぼかして誤魔化せばいいんだー

 

軽くするばいいんだーって美容師もヤバいです。

 

 

 

　セニング難しいですからね。多分。

 

あ、だから伸ばしてて、長さは切りたくない、

 

でも「軽くしたい」コレは事故りますよ。笑

 

 

 

　うちの店では少ないけど

 

美容師人生で結構お会いしてきたパターンです。

 

スタイル長持ちしないし逆に重く感じるのでアカンですよ。

 

 

 

 

 

　根本から毛先に向かって

 

全体にバランスよく、できるだけ自然に

 

徐々に減っていくように・・・

 

 

 

　って感じでセニングしてあげると

 

指通りが気持ち良く、実際に切った量よりも

 

ずっと軽くなったように感じます。

 

 

 

　これが「快適」と言う状態です。

 

本数を調整する　→  結果として量も多少減る、が正解。

 

量を減らすために　→  セニングしたら失敗しますよ。