スタイリング

2015年08月12日
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 スタイリングは、文字通りスタイルを作ること

 

 ヘアスタイルは最終的にここで決まるのです。

 

 

 

 18B お上品なパーマのスタイリング

 

 

 

 

 さ、皆さん品のある美しいウェーブは出せていますか?

 

 

・・・なかなか難しいでしょう。笑

 

 

 自宅で、自分で出来たら、それはとても素敵なことですよね

 

パーマスタイルに限った事ではございません。

 

 

 

 美容師としての私の役目、その一つは、スタイルを作るための

 

条件を揃えてさしあげること。

 

カットで長さを変えたり、パーマで形そのものを変える事ですね。 

 

 

 

 髪の傷みについてうるさく言うのも同じことです。

 

もう一つの大切な役目です。

 

傷みが強く、髪の状態が悪ければ

 

今後できる施術の幅も狭くなり、スタイルの幅も狭くなる

 

スタイリングもやりにくくなるし

 

品も、可愛さも無くなってしまいます

 

 

 

 

 そして更にもう一つ、ある意味最も大切な役目が、スタイリング。

 

皆様に、普段のスタイリングを上手になっていただくこと

 

コツをつかんで、より楽に、より素敵になってもらう事なのです。 

 

 

 

 

 どんなスタイルであっても、どれだけお金を払おうとも

 

100%完璧なカットパーマだったとしても・・・

 

寝癖でぐしゃぐしゃになってたら?

 

それはもう美容師にはどうする事も出来ません。

 

 

 

 

「何もしなくていいように、楽な様にしてください。」

 

そういう意味合いのオーダーをされる事も結構多いのです。

 

できることならそうしたい・・・ですがヘアスタイルはカツラではないのです。

 

スタイリングを楽にすることは出来ても

 

スタイリングすらしなくていいようには出来ない・・・

 

 

 

 言い訳とかじゃなく(B)

 

 

 

スタイリングをそもそも何もしないで、髪型が決まらなくても

 

例えば間違えたスタイリングをして

 

パーマがダレッダレで見るも無惨だったとしても

 

それは美容師のせいには出来ませんよね。

 

 

 

 もちろんオーダーとそもそもスタイルが違ったり

 

逆にスタイリングがやりにくくなるようなら

 

それは美容師の過失です(笑)

 

 

 

 

 髪の毛のダメージを0にできないのと一緒

 

寝癖や生え癖などで、髪のスタート地点である根元が

 

潰れたり曲がったりしてしまったら、当然毛先もズレてきます。

 

どうしようもない事実。これも、真理です。

 

 

 

 美容室にいる間、美容師さんに見せるために綺麗になるの?

 

違いますよね

 

普段からより綺麗に、より楽に、より快適に過ごす為ですよね。

 

 

 

 

 実際にスタイリングとはヘアスタイルの最終地点です。

 

美容師も練習があり、お店によってはスタイリングや

 

ドライヤーでの乾かし方だけでテストがあるほど大切なのです。

 

 

 

どんなに上手にカット出来ていて、パーマがかかっていたとしても

 

スタイリングやブローが下手だと絶対に合格する事は出来ません。

 

最終的に目に見えるのは、やはりスタイリングだからです。

 

濡れたままで良いわけがありませんからね。

 

 

 

 

 でも大丈夫です。

 

美容師ばりに様々な髪質、スタイルに対応するための

 

練習や勉強をしなければならない訳じゃありません。

 

 

 

 

お客様は、自分自身の髪の毛さえ上手に出来ればいいんです◎

 

年に数回の一発勝負じゃないんです。

 

365日、ずっと一緒に、そばにいるじゃないですか♪

 

 

 

 

 スタイリングそのもののポイントをおさえて

 

あとは自分自身の髪質に対してのコツさえ掴めば必ず出来ます。

 

 

 

 

 更に言うと、日々上手にスタイリングをやっていると・・・

 

髪が答えてくれます(いやマジで)

 

人には表面的に見えている髪の癖とは別に

 

生え癖があります。これ、変化します(いや本当ですって)

 

 

 

なぜなら生え癖は、毛穴の向いている方向であり

 

毛穴は、髪そのものとは違い

 

生きている細胞だから。

 

 

 

 人体を構成する生きている細胞は全部そうですよね

 

絶えずターンオーバーを繰り返し、入れ替わっていきます。

 

その入れ替わっている時の生活習慣によって、仕上がりが変わってくるわけです。

 

 

 

 生え癖も生活習慣、つまり、日々の扱い方で変化をします。

 

 

 

 逆に日々悪いスタイリングをしていたり、おざなりにしていると

 

やはり髪は答えます。もちろん、悪い方向へ。

 

信じられない流れ方する癖毛、とか・・・。

 

 

 

 事実yamaBが担当したお客様でも

 

大人になって癖毛になったの〜ってお客様が

 

半年で、どストレートな直毛になっていました。

 

 

 

 ビックリしていました(私が)

 

 

 

 これはさすがに極端な例で、ずっと放ったらかしだった髪の毛が

 

生え癖が悪くなり、髪も癖毛みたくなり、余計生え癖が・・・という

 

後天生癖毛スパイラル(笑)

 

に陥っていただけなんですけどね・・・

 

 

 

 で、yamaBが担当になって

 

ヘアスタイルも変えて

 

実際にドライヤーとかしてスタイリングをするようになったら

 

元に戻る事が出来た〜(by 毛穴)ってだけの話なのですね(笑)

 

 

 

 もちろん、かなり個人差あります。

 

しかし大なり小なり、やはり正しくスタイリングする事に損はありません。

 

 

 

 

 前期した、適切なスタイリングは、ヘアケアになるし

 

その後、美容室で作る新たなスタイルの完成度が高くなる

 

とはまさにこの事ですね。

 

 

 

 自分の場合はどうすれば?

 

 具体的にどうすればいいの??

 

 今のこのスタイルは何がどうなってるの???

 

 美容師じゃないんだから分からないよ!!!?

 

 

 

 

 

 

 そのために私がいるのです。

 

 

店も出すのです。

 

 

勉強もし続けるのです。

 

 

ブログもこうして書くのです。 

 

 

メールで質問だって出来るのです・・・

 

 

 

 

 

 

 

 ヘアスタイル、一緒に楽しみましょ^^

 

 

 

 

 

 

2015年08月11日
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 「やまろぐ」でお馴染みの「なにも見ないで描いてみた」シリーズ

 

たまには真面目な事に使ってみようと思うyamaBです。

 

 

 

 

 「美容室では綺麗だけど、家に帰ると・・・」

 

 

 

・・・よく聞く〜。

 

スタイリングは難しいですよね

 

 

 

 

 思ったよりも出来ているお客様が少ない!?

 

 

 

 え、説明されたことがない!?

 

 

 

 

 ではここで

 

聞いたことある方も、そうでない方も

 

ちょいと復習・お勉強しておきましょう。笑

 

 

 

 

 スタイリング・・・

 

文字通り「スタイル作りをすること」です。

 

 

逆にいうと 

 

 

スタイリングをしない

 

 

=スタイルを作らない

 

 

=スタイルが決まるワケがないのです・・・。

 

 

 

 でも難しい! 

 

 

 そりゃそうです。

 

 

スタイルを作る人=スタイリスト、美容師のことですからね。

 

 

ある程度の練度が必要になって参ります。

 

 

 

 でも、やはり

 

あなた様の髪にとって

 

最高のスタイリストはあなた様以外にはいないのです・・・

 

 

 

 スタイリング上手はヘアケア上手!

 

 17B

 

 ヘアスタイルを楽しみましょう^^

 

 

 

 

はいでは早速「なにも見ないで描いてみた」やつですよ〜

 

 

 

5

 

 

 

 

んんんんんん〜〜〜〜〜〜・・・ッ雑!

 

 

 

まぁ意味が伝わればいいのです。

 

 

 

実物の写真があれば1番いいのですが

 

現在は人物写真を撮れる状態ではないので許してくらはい

 

 

お店できたら、ちゃんと撮ってみますね・・・

 

 

 

 

はい、念のため説明ですが

「内巻きゆるウェーブなお上品パーマ」って事にして見て下さい。

 

 

 

どんなパーマでも可能なのですが

 

デジタルパーマでよく見かけるスタイルの作り方ですね。

 

 

コテで巻いたかのようにプリっとした縦カールが出て素敵ですね。

 

 

 

 

 で、このスタイル

 

乾かしている間にパーマがダレちゃう人々が続出中とか・・・

 

 

決してパーマがかかってないワケでも

 

パーマが落ちちゃってるワケでもございませんよ。

 

 

そういうもんなんです(B)

 

 

 

いくらデジタルパーマとはいえ

 

濡れている時は「水の重さ」「髪の重さ」「ドライヤーの風圧」

 

などで、黙っていても下へ下へ伸びてしまいます。

 

 

 

 

「私、美容師さんみたいに器用じゃないから・・・」

 

 

うんうん良く聞きます。

 

 

 

 大丈夫です!

 

美容師でも出来てない人結構いるので(B)

 

 

 

 出来ないではなく

 

 知らないだけかも知れませんよ〜?

 

 

色んなやり方があるとは思いますが

 

ここではyamaB的なコツを、お客様でも分かりやすいように

 

考えてみたドライ方法で書いてみようと思います。

 

 

 

 

 本当にちょっとしたコツです。

 

 

デジタルパーマなどを

 

「ネジって乾かす」

 

 

これは、結構みなさんご存知ですよね?

 

絵の中の赤いカーブした矢印の方向ですね。

 

クルクルっとネジります。

 

 

 

 でもやはり伸びて、ダレてしまう・・・何故か?

 

 

 

毛先ばかり、ネジってませんか?

 

 

 

ほとんどの原因がこいつです。

 

 

 

 毛先ばかりをネジって乾かすと・・・

 

 

 

 毛先は、毛そのものが1番少ない部分なので、毛束が細〜いです。

 

細〜くて、ち〜っさいパーマが出来上がり

 

ヒョロヒョロしたパーマになってしまいます・・・

 

 

 

 また毛先を掴んでいる、ということは

 

根元から中間部分を、下に引っ張りがちなのです。

 

引っ張りながら乾かせば、当然伸びてしまいます。

 

 

 

 こうして聞くと、すぐ分かりますね!

 

そうと〜っても簡単なコツなのです。

 

 

 

パーマのかかっている上の方からネジりましょう◎

 

 

 

 毛先からネジり出して出す方法もありますが

 

ここではあくまでもお客様が分かりやすく簡単にできる

 

コツっぽい内容で書かせていただいておりますよ。

 

 

 

 先ほどの絵の右側に書いてますね

 

「パーマのかかり出し」

 

ここから、またはもっと上の方からネジる!

 

 

 

 そうすると、毛束に厚みもあるし、パーマのかかり出しなので、

 

大きくてふっくらしたカールを出すことが出来ます。

 

パーマを余す事なく全部出せます。

 

 

 引っ張ってカールを伸ばす心配もありませんし

 

いくらネジっても、根元は動きませんから、

 

ネジった力は全部毛先の方へ逃げて行きますので一石二鳥です◎

 

 

 

 ご自分でやるには、体勢的にちょっと難しいかも知れませんが

 

横を向いてみるとか、ドライヤーの持ち方かえてみる

 

思ったよりも出来るものです。

 

 

 

 あとは・・・

 

練習あるのみ(B)笑

 

まぁ、一応ね、プロの技って事で・・・。

2015年08月10日
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 う、膝と腰が痛い・・・歳かな!

・・・怒られますね、yamaBです。

 

 

 

 

 パーマ希望のお客様とカウンセリングをしていると

 

 

「パーマかけたら、なんか楽になるかなぁ、と思って・・・」

 

 

というお客様も少なくありません。

 

 

 

 

・・・悪いって言ってるワケじゃありませんよ^^;

 

間違っているワケでもありません。

 

ただ何でも、知らないっていうのは損しちゃうかも知れませんから!

 

 

 

 

 まず押さえておきたい事実

 

「パーマはスタイリングが楽になります。」

 

その通りだと思います。

 

 

 

 でも、注意してくださいね・・・

 

「・・・スタイリングが楽になります。」

 

 

 

 気づきましたか?

 

「・・・スタイリングが・・・」

 

 

 

ね!笑

 

「スタイリング」をする事が前提です(B)

 

 

 

そう、何にもしなくても美容師さんに任せて

 

パーマさえかけちゃえばバッチリ決まる!

 

なんて事はありませんよね(B)笑

 

 

 

 

日々のスタイリング、例えば

 

・ボリュームを出す

 

・毛流れを出す

 

・毛先を内巻きor外ハネにする

 

・コテで巻く

 

・フワクシャor縦巻きにする

 

・くせ毛風、外人風にする

 

などなど

 

 

 

普段から行っているスタイリングが

より楽に、より確実に、より早く出来るようになる。

 

という意味でなら、正解!という事なのですね。

 

 

 

 

逆に全くスタイリングをしたくないから、

パーマかけちゃえば楽そうでいいかな〜って感じだと

 

 

・寝癖がより大変な事になったり

 

・内巻きじゃなく外ハネしたり

 

・毛先パサパサしちゃったり

 

・ブローできずモジャモジャだったり

 

・ダレた感じで逆に好みと違ったり

 

・当然ダメージするし

 

などなど

 

 

楽どころか、かえって大変だったりと

 

後悔する可能性もあるのです。

 

 

 

 

 パーマはヘア・スタイルそのものです。

形・動きが変えられる、とても便利な施術です。

 

私の髪もほぼパーマですよ。

 

 

良くも悪くも、使い方次第。

世の中なんでもそうですよね。

 

これも真理ってやつでございます。

 

 

 

 私たち美容師は年に数回だけ

 

皆様のオシャレ・美容・清潔感などをお手伝いさせていただく立場ですが

 

あくまでも「お手伝い」です。

 

 

 

365日のほとんどが、ご自分でのスタイリングです。

 

あなた様の髪にとって、1番のスタイリストはあなた様自身です。

 

 

 

ヘアケアも一緒ですね。

 

美容室でまとめてケアしようとするから

 

サロントリートメントなどという悲劇が生まれます。

 

 

 

年数回の美容室より

 

365日のヘアケアのほうが大切なのです。

 

表裏一体、全部繋がっているのです。

 

 

 

 

 適切なスタイリングは、余計なダメージを与えず、ヘアケアにもなります。

 

また適切なヘアケアは、スタイリングをよりやり易くしてくれます。

 

 

 

 そしてスタイリングとヘアケアがよいと髪の状態が良くなりますから

 

美容室での仕上がりも、より良いものへとなっていきます。

 

 

 

 

 ヘアスタイルは、お客様と美容師との二人三脚です。

 

どちらかが一方的過ぎたり、真理を無視してしまえば

 

絶対に良いヘアスタイルは完成しません。

 

 

 

 

 皆様が信頼できる美容師さんと出会える様、また出会っている方は

 

長く担当でいられるよう・・・・・・畑の真ん中から祈ってます(家が)

 

 

 

 

 

 さて、ではyamaBも担当させていただいている大切な

 

お客様方の為に、この流れでパーマなどのスタイリング方法でも

 

書いていきましょうか・・・

 

 

 

 

 

 

あ、いや今日はもう寝ますよ?笑

2015年07月16日
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 当店のスタイリングは

 

明日から、自宅で、お客様が、

 

自分で再現できるスタイリングを

 

出来るだけご提案できるよう気をつけています。

 

 

 

 

 つまり、基本ハンドドライです。

 

 

 

 

 ドライヤーは基本的にハンドドライです。

 

こちらの記事にも書いていますが、

 

「髪が根元まで濡れた状態からのハンドドライ」

 

これ以上簡単で、大切なスタイリングはありません。

 

 

 

 

「ハンドドライしかしない」という事ではないんです。

 

そこから、

 

ご希望に合わせて様々な仕上げは致します。

 

 

 

 逆にハンドドライを含め

 

「一切スタイリングしない」という選択肢もありません。

 

スタイリングして初めて

 

ヘアスタイルは完成します。

 

 

 

 

 美容室での施術は

 

どんなに上手で、カットだけで数万円かかろうとも

 

自分でスタイリング出来なければ

 

明日には崩れ落ちます。

 

 

 

 美容室で出来る事は

 

目標とするヘアスタイルの「ベース」作りと

 

そのベースを実際にスタイリングして見せてあげる事。

 

残念ながらここまでです。

 

 

 

 なので、スタイリングは大切ですよ、

 

と常に訴え続けております。

 

 「ちょいコツ」について

 

こんな記事も参考までに書いています。

 

 

 

 それぞれスタイリング方法には

 

ちゃんと意味があって、コツがあります。

 

そしてヘアスタイルは

 

スタイリングが上手なほど素敵になります。

 

 

 

 もちろんカットなどベースが良いほど

 

やりやすく、最終的なクオリティも上がりますので

 

そちらも丁寧にやります。

 

 

 

 ベースも、スタイリングも

 

どちらも大切なんです。

 

 

 

 出来るだけ簡単な方法、

 

でもコレ以上は簡単に出来ない根本的なコツを

 

お教え致します。

 

 

 

 

 

 ちなみに

 

 

「お出かけする用事が後日あるから、

 

美容室にトリートメントをしに行く」

 

これはオススメしません。笑

 

 

 

 サロントリートメントはツヤは出ますが

 

髪の傷みが治るワケではありませんし、

 

やり過ぎは余計に傷めてしまいます。

 

しかも、数日後には取れてます。

 

 

 

 

 いくらツヤってても

 

自宅でスタイリングが出来なければ

 

あまり意味がないです。

 

 

 

 だって

 

スタイリングが上手なほど素敵になるから。

 

出来なければ、形は変なままです。

 

ツヤだって、スタイリングで出せますし。

 

 

 

 わざわざ美容室で

 

 「トリートメントとスタイリングをセット」で

 

1回6,000〜8,000円?とか払うのは

 

あまりに勿体ない、稀に見るボッタクリです。笑

 

 

 

 

 であれば、用事がある当日に

 

スタイリング(セット)だけ

 

美容室でやってもらった方が

 

よっぽど綺麗でオススメです。

 

 

 

 「アップ」までする必要はありません。

 

大体どの美容室でも「セット」くらいあるでしょう。

 

3,000円前後ではないでしょうか。

 

 

 

 サロントリートメントとかどうでもいいです。笑

 

「スタイリング」「セット」

 

これこそが

 

本物の「シンデレラ」メニューなんです◎

 

 

 

 

 ※分け目パッカーンとかしちゃう

 

スタイリングが下手な美容室は論外です。

 

 

 

2015年07月14日
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 ヘアカタログはソレ自体が商品であり広告媒体です。

 

出来るだけ買いたい・行きたいと思ってもらえるよう

 

思考を凝らしています。

 

 

 

 実際に掲載されている写真が綺麗で可愛いほど

 

目を引くし、買ってもらえるし

 

良い宣伝になります。

 

 

 

 それを出版社・美容室同士で競い合っています。

 

選ぶ消費者側にも責任があるんですが、

 

どうしても綺麗に見せたもん勝ちになってしまいます。

 

 

 

モデル、ブロー、アイロン、コテ、スタイリング剤各種

 

高性能一眼レフカメラ、照明、画質の調整調律、

 

そして最悪フォトショップ。

 

 

 

 やり出せばキリがありませんし

 

やればやるほど現実から遠ざかるのですが 

 

より綺麗に見えて、売れてしまうのだから仕方ない。

 

 

 

 プリクラなどもそうですが、もはや誰か分からない。

 

でもプリクラは分かってて遊びで撮ってるからいいんです。

 

でもあの写真を履歴書やビジネスでは使いませんね。

 

 

 

 それを集客のために

 

ビジネスの現場に持ち込んじゃってるのが

 

美容業界なんですね。

 

 

 

 パーマと書いてあっても

 

あくまでも「パーマ風」です。

 

コテで巻いてないとは言ってないですね。

 

 

 

 真面目に、馬鹿正直にスタイルを作った方が

 

どうしても見劣りしてしまい、

 

正直者が馬鹿を見てしまう典型になっています。

 

 

 

 結果、最終的に最も馬鹿を見るのは

 

「お客様」ってことになります。

 

そのヘアカタログの写真を見て選ぶから

 

 

 

 美容室で普通に施術しても

 

ヘアカタログのヘアスタイルには

 

絶対になりません。

 

 

 出来ても「その一瞬」です。

 

美容室帰りに風に吹かれたら終了です。

 

またはガチガチに固めないといけません。

 

 

 

 絶対にならないのに「やろうとする」と

 

無理な施術でヘアスタイルも髪質も壊してしまい

 

逆に変な頭になってしまいます。

 

 

 

 また、変なヘアケア商品やアイテムを

 

買わされてしまったりもします。

 

「ならない」のに。

 

 

 

 ヘアカタなどは何かもう半分フィクションです。 

 

しかも静止画です。

 

スタイリング出来立てホヤホヤの奇跡の一枚です。

 

 

 

 ヘアカタログや撮影が悪いということではなく

 

より美しさを追求した「写真」であり、

 

一つの「作品」作りとして捉えた方が適切なんです。

 

 

 

 テレビのタレントさん達とかの髪も同じで

 

「撮影・収録用」「その時だけ」のヘアスタイルです。

 

普段から自宅で「ああいう風」にはなってません。

 

 

 

 そういうヘアスタイルを、

 

現実の人の頭の上で再現したり、

 

まして日常生活で維持できる理屈はありません。

 

 

 

 ヘアカタログは、

 

あくまでも「参考」程度にしましょう。

 

 

 

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