36B 続・パーマを失敗する理由。

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2015年08月27日

 いつもブワーっとまとめて書いちゃってるので

 

 

分かり辛いかも知れないなぁ、と思うyamaBです。

 

 

 

 

 パーマが結果として失敗だったり

 

失敗とはいかなくても、もういいやっ、てなる理由

 

それを書いて行こうと思う今日この頃、の続きです。

 

順番に、見てきましょう。

 

 

 

 

 

 

①カウンセリングは出来ていたか

 

 

 

 

 31B カウンセリングは「オマケ」ではない。

 

 

 

 

 美容師さんは、ここで可能な限り

 

パーマをかけるにあたって必要な情報を聞かなければいけません。

 

そして髪の状態も触診しつつ、疑問点を消していきます。

 

 

 

 

 ここでお客様の協力がとても大切です。

 

忘れてしまう事ももちろんあるでしょうが

 

今まで美容室で行った施術や、自宅でのヘアケア、スタイリングなどなど

 

出来る限り真実を全部話ましょう。

 

 

 

 

 施術を断られたくない一心で、あえて正確な事を言わない

 

というツワモノがいると噂に聞いた事もありますが

 

絶対にダメです。危険です。

 

 

 

 

 「失敗しても、ストレートにすればいいや」

 

 

 

 

なんて考えてはいけません。

 

パーマをかけた、薬剤を使用した、という事実は消えません。

 

髪の毛にはちゃんとその傷が、ダメージが残ります。

 

 

5B そもそも髪の毛って?

 

 

 

 

 「失敗しても、バッサリ切っちゃえばいいや」

 

 

 

 

・・・あ、それなら、良いですよ。笑

 

 

 

 

でもどうせかけるなら失敗イヤでしょう。

 

 

 

 

 

 美容師の触診には、限界があります(B)

 

人間の目で、髪の全てを、中身まで見る事は絶対に不可能です。

 

見た目、触った感じ、知識、経験・・・

 

つまり美容師として個人のもっている判断基準と

 

 

・・・勘!(B)

 

 

で施術を行うのです。

 

 

 

 

 

 とくに初めて担当するお客様などは、

 

他店で何をしたのか、どんな薬剤だったのか、なんて

 

予想以外のなにものでもありません。

 

 

 

 

 

 とくに近年はハイダメージな髪や

 

「皮膜」のつきすぎ、酸化した油がこびりついていて

 

本当の髪が見えない、傷みが見えない髪がとても多いのです。

 

 

 

 7B やり過ぎなヘアケア

 

 8B 皮膜はほどほどに

 

 9B サロントリートメントの皮膜

 

 16B 「足す」より「引く」施術編

 

 

 

 お客様の証言と、実際の髪の状況

 

そして希望のスタイルから考えてパーマのレシピが決まります。

 

 

場合によっては、

 

「今回はやらない」という勇気も必要です。

 

時間を置いて、髪の状態を良くしてからの方が

 

限りなく少ないダメージで、間違いなく美しいパーマが出来る

 

という状況も多いのです。

 

 

 

 

 

 理想を言えば、やはりここで

 

 

 29B DO-Sシャンプー・トリートメント

 

 

などのシャンプーなどで、表面の「皮膜」をちゃんと剥がす、

 

「引く」べきです。

 

もっと言えば、日々のヘアケアでも使用しないと

 

1回や2回で取れるほど「皮膜」は甘くありません。

 

パーマ剤よりも、こっちの方が、大事かも知れませんよ・・・。

 

 

 

 

 

 どのようなスタイル、パーマにするのかも大切です。

 

 

 

 33B ヘアカタログはご覧になりますか?

 

 

 

そもそも、これはパーマなのか?

 

コテなんじゃないのか?

 

ここを事前に確認しておかないと

 

ただのパーマでそのスタイルが作れるわけがありません。

 

最善を尽くしても、それがヘアカタに載っているスタイルと違えば

 

失敗、という事になりかねません。

 

 

 

 

 

 お客様が自宅に帰って再現できなくても

 

失敗、となってしまうかも知れません。

 

それは、実に勿体ないし、

 

美容師さんも不本意でしょう。

 

 

 

 

 

 スタイリングは、最低限、必要です。

 

もし「何もしたくない」という場合は

 

そういうパーマにするべきです。

 

「パーマ出来ない」という事ではありません。

 

「スタイリングが必ず必要であろうスタイル」は

 

スタイリングしなきゃ、出来ないのです。

 

 

 

 

 

 これを伝えるのも、やはりカウンセリングの大切な役目です。

 

 

 

 

続く・・・

 

 

 

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