54B 続々々々々・パーマを失敗する理由。

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2015年09月05日

 細かいことを書き出すとキリがありませんけれども

 

おそらく、今回でひとまず一段落つけておきましょう。笑

 

タイトルが気持ち悪いですね。笑

 

 

 

 35B パーマを失敗する理由。

 

 36B 続・パーマを失敗する理由。

 

 37B 続々・パーマを失敗する理由。

 

 50B 続々々・パーマを失敗する理由。

 

 53B 続々々々・パーマを失敗する理由。

 

 

 

 

 ①カウンセリングも出来た

 

 ②カットも上々

 

 ③パーマの種類もベストチョイスで

 

 ④ワインディングも適切な巻き方

 

 ⑤余計な「皮膜」などもつけなかった、として・・・

 

 

 

 

あと、何が足りないのか?

 

 

 

 

⑥そもそもパーマの理論を間違えている。

 

 

 

 

・・・は?

 

って感じだと思います。

 

現実に多くの美容室では、未だに間違えたままのようです。

 

 

 

 

 大抵の美容室でのパーマの流れは

 

 

 シャンプーをする

 

  ↓

 

 カットする

 

  ↓

 

 ワインディングする

 

  ↓

 

 1液(還元剤)を塗布する(ほとんどがアルカリ性)

 

  ↓

 

 時間を置く(機械で加温する事もある)

 

  ↓

 

 チェックしてかかっていれば・・

 

  ↓

 

 酸リンスと呼ばれる薬剤でアルカリを止める

 

  ↓

 

 2液(酸化剤)を間を空けて2回塗布する

 

  ↓

 

 流して、終わり。

 

 

 

 

 昔っから、基本的にはずっと変わらない施術内容です。

 

やられてるお客様には、さすがに分からないでしょうが、

 

ほとんどが、この流れです。

 

(※1例として、ごく普通の、ウェーブギャップの大きいパーマの流れです。)

 

 

 

 

 もちろん違うやり方だ!って美容師さんもいるかも知れませんが

 

まだまだ多くの美容師が、上の流れを見て

 

「そうだ」と思うでしょう。

 

 

 

 

 

 では「そうだ」と思った美容師の皆様・・・

 

 

 

 

 

何故この方法でパーマをかけているのですか?

 

 

そもそもコレは、

 

髪の中で何が起きているのか分かりますか?

 

 

もし分かっていたとして・・・

 

 

それが正しいと言う理由や

 

根拠はちゃんとありますか?

 

 

 

 

 

 1部の美容師さん達を除いて

 

この問いに即答できる美容師さんは、

 

実に少ないのが現状。

 

 

 

 きっと普通のパーマに限らず、

 

クリープパーマの理論が間違いであった事も、

 

そのため、エアウェーブの基本手順も間違いだということも、

 

知らない方が、多いでしょう・・・

 

 

 

 

 就職した美容室で行っている施術内容を

 

その職場の先輩達から後輩たちに受け継いているだけだからです。

 

 

 

 

 また、メーカーさんの持って来るパンフレットなどに

 

使用方法として、そう載っているからです。

 

これはサロントリートメントの時と、同じですね・・・

 

 

 

 

 

「なんとなく」それで良いと思ってきた。

 

 

 

 

そうです。

 

明確な理論や根拠を、

 

美容師も知らないままパーマかけているのです。

 

 

 

 

 髪の毛の事や、パーマの理論を正しく理解している美容師さんなら

 

そもそも⑤のように「余計な皮膜」をつけたりはしないでしょう・・・

 

ということは、です。

 

サロントリートメントなどを常用している

 

世の中の半数以上を占める美容室と、

 

そこで働く美容師さん達は

 

⑥に当てはまる、可能性が非常に高いということです。

 

 

 

 そりゃ、失敗しますよね。

 

 

 

 正直言って、①〜⑥までを正確に理解していたとしても

 

必ずしもパーマが成功するとは限りません。

 

 

 

美容師は、技術職だから。

 

 

 

 正しい知識と、それを元に行われる厳しい実技訓練、

 

その上で挑む実践、経験、反省、考察、復習、練習・・・

 

これを考えながら行わなければなりません。

 

 

 

 

 それでも失敗する時はするのです!

 

 

 

 

 ①〜⑥、どれか1つでも赤点があれば、きっと失敗します。

 

なんとなく上手くいっても

 

その場、その時だけの、まぐれである可能性が高いと言えます。

 

成功も失敗も何もないでしょう・・・

 

元から間違ってるんだから・・・ね。

 

 

 

 

 美容師さんは・・・勉強と、練習をしましょう。

 

出るとこ出たら、白い目で、見られまっせ・・・

 

自分自信、失敗したり、苦手意識あったりで

 

パーマそのものを嫌いになってしまったら・・・

 

それは、美容師として、きっと悲しい事です。

 

 

 

 

 お客様は、こうして書かれても、イマイチ分からないはずです。

 

正確な方法などを書かれても、仕方ないと思うので書きません。

 

正直、私も含めて

 

①〜⑥まで全てが平均点を超える様な美容師がどれほどいるのか・・・

 

全体の1〜2割、いるのか・・・どうか・・・(B)

 

 

 

 

私も、もっと、頑張ります。

 

 

 

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