53B 続々々々・パーマを失敗する理由。

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2015年09月04日

 タイトルの漢字が妙な事になってきているので

 

早いとこ「パーマを失敗する理由。」

 

に決着をつけねばなりませんね。

 

 

 

 

 35B パーマを失敗する理由。

 

 36B 続・パーマを失敗する理由。

 

 37B 続々・パーマを失敗する理由。

 

 50B 続々々・パーマを失敗する理由。

 

 

 

 お客様の自宅でのヘアケアとスタイリング

 

 カウンセリング

 

 カット

 

 ワインディング

 

 これらが上手くマッチし

 

適切に出来ていれば、パーマの失敗はほとんどなくなると思います。

 

でも、それでもまだ失敗がありえるのです。

 

 

 

 当ブログを読んできた方々なら、もう察しがついているでしょう。

 

 

 

 16B 「足す」より「引く」施術編

 

 25B 髪の毛に「優しい」薬剤

 

 26B 続・髪の毛に「優しい」薬剤

 

 

 

⑤余計な事し過ぎてるんじゃないか

 

 

 

です。

 

 

 

 

 薬剤の選定も、もちろん大切ですが

 

これはカウンセリングやワインディングと被ります。

 

最初にある程度決めてしまうので、⑤の前には済んでいます。

 

 

 

 

 では何故、適切に選んだはずの薬剤で失敗するのか

 

それはやはり

 

足しすぎたから

 

の可能性がとても高いと言えます。

 

 

 

 

 髪を傷めないための栄養補給し、

 

 

 髪を傷めないための薬剤でパーマをかけ

 

 

 傷みを治すためのサロントリートメントをする

 

 

 

 

これらの矛盾。

 

もれなく

 

あなたの髪は誰よりも傷んでいます。

 

 

 

 

 そして、パーマを失敗する原因にもなるのです。

 

栄養剤やら、優しい薬に含まれる感触向上成分やらが

 

パーマ剤そのものを薄くし、また妨害します。

 

 

  

 

 皆さんパーマの前って、

 

髪を1度シャンプーしませんか?

 

なぜですか?

 

 

 

 

 髪表面の「皮膜」や整髪料などを出来るだけ落とし

 

 

パーマ剤を髪の毛の中にちゃんと浸透させる為です。

 

 

なのに、シャンプー後に

 

処理剤、栄養剤、下手するとトリートメントもベタつけ・・・

 

優しいといって、薬剤の中にまで、入っている・・・

 

 

この矛盾、伝わりますか?

 

 

※皮膜にならない程度、

 

その時だけの「バリア」くらいなら良い場合も。

 

 

 

 

 

 それでも、「皮膜」に負けないくらい、

 

「優しさ」で薄まっても問題ないくらい、

 

 

「威力の強い」薬剤で、髪を必要以上に傷めれば、

 

 

パーマもちゃんとかかる事もあるでしょう。

 

「皮膜」で髪も傷んだ様には見えません。

 

ですが、人一倍、必要以上のダメージを負った髪は

 

 

 

パーマも落ちやすく、ダレやすい・・・

 

 

 

見えないだけで、もう、中身はボロボロ

 

自分自信を支える事も出来ないくらい

 

髪は疲弊してしまっているのです。

 

 

 

 

 ・・・そして、もっとヤバいのは

 

 

パーマの2剤も、効果が出ずらい!

 

 

 

 

 パーマかけると、最後にもう一回、違う薬をかけられますよね?

 

あれが、一回目につけた1剤を止め、髪の状態を戻し

 

パーマの形を固定する、とても大切なものです。

 

(※専門的な的な話になってくるので

 

1剤、2剤などについて詳しくはまた後日、別記事という事で!笑)

 

そう、1剤だって、薄まって効きづらくなるなら

 

 

2剤だって、効きづらくなる!

 

 

 

 

 しかし1剤は、今まで書いてきた通り「優しく」見えても

 

「威力は強く」出来ます。「破壊力」はいくらでも強くできる!

 

でも2剤は、種類も少なく、

 

結合を繋ぎ直すだけで、大した差がないのです・・・

 

そもそも「破壊力」がないのです。

 

 

「足す」施術では、2剤が効きにくい上に、

 

1剤も強悪になっている・・・

 

 

つまり、髪の状態が、正常に戻り辛い・・・

 

 

パーマはより落ちやすく、

 

髪は不完全な状態のまま、もっと傷みを増す。

 

 

ということになるのです。

 

 

 

 

 ここ、かなり重要です。

 

パーマは確かに1剤で髪を傷め、形を変えますが、

 

それは髪にきっかけを与えているだけに過ぎません。

 

それを固定し、完成させる・・・

 

 

本当にパーマで大切なのは、2剤

 

 

「引く」施術なら、そもそも1剤は、最低限の力でいいし。

 

(※もちろん、1剤2剤、どっちも必要ですからね。笑)

 

 

 

 

 

 サロントリートメントしていると

 

「皮膜」の効果で、その日は、まるで成功したような仕上がりです。

 

ツヤツヤです。

 

サラサラです。

 

柔らかいです。

 

それで、あなたは、本当に、満足?

 

 

 

 数日後「皮膜」が剥がれると共に

 

キューティクルも剥がれ落ち

 

「皮膜」の影響で何倍も傷んだ髪内部のタンパク質は流失し

 

 

内部がスカスカになった髪は、

 

自分の形すらも保てずパーマはダレ落ち・・・

 

いや、むしろ、パーマがかかる髪の結合そのものが

 

もはや減ってしまっているようなありさま、そりゃパーマは出ない・・

 

 

 

 

「あーやっぱりパーマは傷むなぁ」

 

「やっぱり私の髪はパーマがすぐ落ちるなぁ」

 

「私のヘアケアはやっぱり良くないなぁ」

 

「シャンプーやトリートメント、変えてみようかなぁ」

 

「自分じゃ、上手くスタイリング、できないなぁ」

 

「美容室の帰りは、いいんだけどねぇ、次の日から、ねぇ」

 

 

 

 

 

 こうして

 

結局パーマは失敗に終わっていくのです。

 

真犯人が分からぬまま、いや、誤解したまま

 

 

 

 

 

もうパーマを・・・何より、

 

 

自分を責めるのは、やめませんか・・・?

 

 

 

 

 

 これが⑤です。

 

ここをクリアしないと、パーマ成功なんて、そうそう出来ません。

 

成功した風には、見える事はあるでしょうが・・・

 

回数を重ねたら、まず間違いなく事故ります。(髪が)

 

しかもこの⑤

 

 

普通にやってもらうよりも

 

時間もお金もかかっている。

 

 

 

 

 そして、数ヶ月後、また美容室に行き

 

そこで担当の美容師に・・・

 

 

 

 

「あー髪傷みましたねー

 

 

トリートメントしておきましょー♪」

 

 

 

 

「自宅でも流さないトリートメントとかで、

 

 

ヘアケアした方がいいですよー?」

 

 

 

 

 

「パーマが出ない?ちゃんと乾かしてますかー?」

 

 

 

 

 

 

・・・ホラーかな?

 

 

 

 

 

 傷まないようにって、オススメされて、追加料金までとられて・・・

 

 

こんなに傷んだのも、

 

パーマが落ちたのも、

 

 

ヘアケアしなかった

 

「あなた」のせいらしい・・・

 

 

 

 

 

 この繰り返しで、また、みんな、自分を責めていくのでしょうね。

 

 

 

 

 

 まぁ、よほどね、自宅での髪の毛の扱いが酷い場合を除けば、

 

パーマが落ちるくらい髪が傷んだりして、パーマ失敗するのは、

 

 

 

あなたのせいじゃ、ないっ!

 

 

 

 

実はまた続く、かも。

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