114B エアウェーブって

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2015年10月26日

 11月は美容室において特に「過疎期」と呼ばれる季節です。

 

夏休みも終わり

 

シルバーウィーク(何それ貰った事ない)も終わり

 

秋も終わり

 

イベントなんて何もないし

 

寒くなり、むしろ髪伸びてほしいし

 

年末まではまだあるし・・・

 

んー10月にプレでもオープン出来ててよかったです。

 

が、その反動で11月は冬休みになりそうなyamaBです。笑

 

そんなもんです(B)

 

 

 

 

 

 この記事は、ちょっと真面目な注意喚起でございます・・・。

 

 

 

 

 

 エアウェーブ、というものを皆さまはご存知でしょうか。

 

デジタルパーマよりも後から出てきた新パーマの名前です。

 

今や美容業界を代表するパーマは、

 

 

 従来の薬剤の化学作用だけでかけるコールドパーマ

 

 

 縮毛矯正に似た熱による物理作用を加えるデジタルパーマ

 

 

 そして新たに「乾燥」という物理作用を加えたエアウェーブです。

 

 

化学作用と物理作用で見て、

 

パーマはこの3つに分類する事ができます。

 

※デジタルとエアはあくまでも代表的な「機器」の名前ですが、

 

ほとんどコレだし分かりやすいので、そのままの名前で。笑

 

 

 

 

 当店のメニューで言うと

 

ウェーブギャップが大きいパーマがコールドパーマで

 

ウェーブギャップが小さいパーマ

 

デジタルとエア、ということでございます。

 

(実は間をとった裏メニューもあるのですが)笑

 

 

 

 

 実は私、元々デジタルパーマもエアウェーブも全部出来るのですが、

 

現在almaではデジタルパーマは導入しておりません・・・

 

理由は

 

①エアウェーブの機器を導入したら1月分の運転資金がぶっ飛んだから。笑

 

②デジタルパーマは各社が機器を出しており、どれにするか迷ったから。笑

 

③これは真面目に。

 

多少の質感、仕上がりの違いはあれど、デジタルもエアも

 

どちらもウェーブギャップの少ないパーマだったら、です。

 

パーマのかけ方やスタイリング次第で、

 

両者とも似た仕上がりに出来ます。

 

そして両者を比べた時に、現段階では

 

エアウェーブの方が髪へのダメージが少なかったのです。

 

あ、私の場合は、ですよ。

 

 

 

 

 髪の毛は「タンパク質」のかたまり

 

よく生卵に例えられますが、

 

このタンパク質が「熱で変成」し出す温度というのが

 

60度以上なのです。

 

デジタルパーマは縮毛矯正ほどではありませんが

 

この熱変性を使用し、よりクッキリハッキリとしたカールを出せますが、

 

その温度は60度〜90度で推移します。

 

 

 

 

 それに対して、エアウェーブでの「乾燥」は

 

乾かす事が目的なので大体50度前後での使用です。

 

つまり髪の毛のタンパク質が熱変性しないのです。

 

なのに、ウェーブギャップが少なくなるのです。

 

超大手企業タカラベルモントが自信をもって

 

「第3のパーマ」

 

と言うだけの事はあります。

 

 

 

 

 目玉焼き、ゆで卵、卵焼き・・・

 

なんでもいいですが、

 

熱を通したタンパク質を、戻す事は出来ませんよね。

 

ダメージうんぬん以上に、あの硬くなった質感は

 

もうどうしようもないのです。

 

 

 

 

 現在、髪のダメージを最低限度にしよう!

 

と活動している私としては、先にエアを導入したかったのです。

 

いずれデジタルも入れたいんですけれどもね。笑

 

やはり質感の違いは、多少ありますからね〜

 

あとは髪との相性、とか。

 

 

 

 

 ※デジタルパーマとエアウェーブ、

 

どちらも、その扱う美容師さん次第で

 

ダメージや仕上がりの良さは上下しますので、

 

少なくとも現在のBはエアかな〜って話ですよ〜ノ

 

 

 

 

 ここからが注意喚起なのですが・・・

 

まずalmaでは

 

エアウェーブ、と分かりやすく言っていますが

 

正確には

 

エアウェーブの機器を使用したウェーブギャップの少ないパーマ

 

であって

 

通常の「エアウェーブ」と呼ばれる工程とは違います。

 

だからメニューもエアウェーブとは書いておりません。

 

 

 

 

 通常のエアウェーブのかけ方は

 

(サロンにより若干違ったりしますが、概ねこんな感じ)

 

コールドパーマよりも多少弱いパーマ1剤でまずパーマをかけて、

 

パーマがかかったらパーマ1剤を流し

 

その後からエアウェーブ機が登場し

 

まず10〜15分ほど温め(これをクリープパーマ工程と言う)

 

その後チューブを繋ぎ「乾燥」をまた10〜15分です。

(これをガラス化と言う)

 

あとはまたコールドパーマと同じくパーマ2剤をかけ、

 

流したら終了です。

 

売り文句は、

 

普通のパーマよりも低ダメージ

 

よりしっかりとパーマがかかり、

 

しかもウェーブギャップが少ない!」

 

です。

 

 

 

 

 この通常のやり方で「エアウェーブ」として

 

パーマを行っているサロンで・・・

 

 

 既に通常のエアウェーブをかけている方

 

 かけた事がある方

 

 またかけようと思っている方

 

 今後やってみたいと思っている方

 

 この記事などを読んで「なんとなく」エアウェーブいいんだ!

 と思われた方

 

 などなど

 

 

損するから絶対に止めといた方がいい(B)

 

 

とくに

 

既に、現在、定期的に通常のエアウェーブをかけている方・・・

 

 

次回以降、絶対止めるべき!(B)

 

 

 

 

 

 まぁ、それ言ったら、普通のパーマも、

 

普通のやり方でかけられるなら、オススメ出来ないんですけどね・・・。

 

 

 

 

 35B パーマを失敗する理由。

 

 

 36B 続・パーマを失敗する理由。

 

 

 37B 続々・パーマを失敗する理由。

 

 

 50B 続々々・パーマを失敗する理由。

 

 

 53B 続々々々・パーマを失敗する理由。

 

 

 54B 続々々々々・パーマを失敗する理由。

 

 

 

 

 

 続く!

 

 

 

 

 

 

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 【ブログのしおり】

 

 

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 45B 続・「先日はお世話になりました!」

 

 65B 「almaのオープンが待ち遠しいです(^^)」

 

 85B オーダーメイド料金システムの仕上げ

 

 105B 良いクセ再び

 

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